高野 脩悟

~ 自分の専門分野を発揮し、インドネシアに橋を架ける ~


【経歴】
2018年入社。入社後は道路計画部に所属し、コートジボワール、フィリピン、インドネシアなど、調査チームのバックアップを経験。2020年~2023年に国内企業へ出向。2023年には技術士の資格を取得し、現在はインドネシアの有料道路設計業務に従事している。


 

幅広い分野での実績を誇る、海外専門の開発コンサルタント会社

私は、道路計画部に所属し、インドネシアにおける有料道路の橋梁設計業務を担当しています。具体的には、実施国政府に対する協議資料・報告書の作成、実施国政府・発注者との協議、図面や計算書の確認、業務対象国における情報収集、その他作業調整などを行っています。

OC Globalは、海外専門の開発コンサルタント会社であり、幅広い分野で数多くの実績があります。私は、学生時代に構造分野を専攻しており、専門分野をグローバルな規模で活かせるチャンスが多くあるOC Globalで働くことに、やりがいを感じています。

現在は、インドネシアでのプロジェクトを担当していますが、高校時代にインドネシアへ交換留学をしておりました。お世話になった国へ少しでも貢献できるように、業務に励んでいます。

 

各分野の専門家と協力し、
     日本と異なる設計基準に対応

橋を設計する際、海外では、日本とは設計基準が異なるため、方針の設定や課題への対応方法の検討に時間を要します。特に、現在プロジェクトが進行しているインドネシアは基準が頻繁に更新されており、こまめに最新情報をキャッチし、対応する必要があります。また、橋梁設計の関連分野への知見も広く必要不可欠です。

自らの専門外の分野を理解することは難しいですし、業務が予定通り進まない場面も頻繁にあります。それでも、課題が解消して、業務が前進したときには大きな達成感があります。専門以外の分野を勉強できることも新鮮であり、面白さも感じます。各専門家の方とも連携しながら、分からないことを分からないままにせずに、さまざまな分野に関わる姿勢を大切にしています。



 

国内企業への出向で技術者としての腕を磨く

道路計画部では全メンバーに対し、技術者としての専門性を磨くことを目的に、3~4年ほどの国内出向期間を設けています。

私も入社3年目から6年目にかけて、国内のグループ企業への出向を経験しています。出向先では、国内の橋梁設計業務(新設・耐震補強)を通じて、国内基準の設計、発注者との協議、チーム内のリソース調整などを学ばせてもらいました。橋梁設計だけでなく、実際に橋が完成するまでの流れや、関連分野の奥深さも知ることができたことは貴重な経験です。

また、キャリアアップとして、国家資格である技術士(コンクリート構造)も取得しました。

出向の経験で役に立たなかったものは、何一つありません。現在、海外のプロジェクトを進められているのも、あの時の経験が基礎にあるからだと感じています。出向前後の期間を含めて、これまで業務を通してご一緒させて頂いた皆様からは、社会基盤に携わる者としての責任感や、仕事への姿勢が強く印象に残っております。私もお世話になった方々に追い付けるよう、日々努力を重ねていくつもりです。


 

OC Globalなら若手の頃から失敗を恐れずに挑戦できる!

OC Globalで働く魅力は、年齢やポジション関係なく挑戦できる環境があることだと考えております。これまで、数多くの失敗を経験してきました。しかし、失敗を成長する機会として、挽回する機会を十分に頂けたと思います。

また、若手の頃から、業務に大きく関わることができるのも特徴だと考えております。私は、2018年にインドネシアのスラウェシ島で地震が発生した際、崩落した橋の再建計画において、協議対応など多く対応させてもらいました。実際に一端に携われたものが形になっていく様子を見ることは感慨深く、「この仕事をしていて良かった」と心から思います。

OC Globalは、海外・国内を通じて多くのことを学び、成長できる会社です。自分の専門分野を活かしながら新しいことに挑戦したい方をお待ちしています。